小~中学生だったと言うこともあり、技術的に魚を釣ることは考えていなかった。
本で見た ルアーを買ったり、人が釣れると言ったルアーを買い、適当に投げて巻くだけで釣れた。
短時間で数十匹釣ることもザラにあった。
川・池・ダムは勿論、水上ゴルフ場でもよく釣れた。
近くの水上ゴルフ場は(詳しくはフェンス外の周囲)連続して通った記憶がある。
REBELクランクベイトは、何処の釣り場でもよく釣れた。これだけ持って行けば良かった時代だ。
中学校でも、釣り友が増えてきた頃だ。この頃が私が経験したバス釣りブームの始まりであった。
皆が、スピナーベイトやソフトベイト(ワーム)を使いだした。
確かに、スピナーベイトは投げて巻くだけでよく釣れた。
しかし、ソフトベイト(ワーム)で釣っている人は殆どなく、すぐにハードルアーに付替え、
やっぱり、こっちの方が釣れると 皆が声をそろえて言っていた。
当時は、誰も気づいていなかったが、ソフトベイトの使い方(釣り方)を知らなかっただけ
であった。
この頃には、中学生数人で釣りに行くことが多くなっていた。
移動は、もっぱら釣竿を片手に自転車と決まっていた。危険運転である(笑)
久しぶりに水上ゴルフ場へ行くことになった。釣り場に着くと、大学生くらいのお兄さんが
僕たちに近づいてこう言った。『ここで釣りをするには、1,000円を払えと・・・』
有料になっていた。釣りをする人は明らかに増えてたし、ゴルフ場の敷地内でもあるので
仕方がないことだった。その日は諦めて帰った。
翌日、中学校では お金を請求してきたお兄さんの悪口で盛り上がっていた。(中学生あるある)
このような日が続いていた。
30年前のバスフィッシングは、誰でも簡単に釣ることができる 良い時代であった。



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